ページの隙間から失礼します。てるまれです。
コラム第2回は、私が愛用している読書グッズを紹介しようと思います。
はじめに
みなさんは読書をする時に使っているアイテムはありますか?
ブックカバー、しおり、付箋——何かしらを読書のお供にしている方は多いのではないでしょうか?
今回は、私の愛用している読書グッズをいくつか紹介したいと思います。
てるまれの読書に必須なアイテムたち
カンミ堂 クリップココフセン

カンミ堂『クリップココフセン』
本の表紙に付箋付きのクリップを挟めます。
金属製のクリップは使いまわせるので、購入後は詰め替え用の「ココフセン」シリーズを購入すれば、お財布にも優しいです。
カラバリも豊富でついつい悩んでしまいます。
外せないアイテムのひとつは、カンミ堂から出ている『クリップココフセン』および『ココフセン』シリーズです。
読書をしていて「おっ!ここ凄くいい描写だ!」「この台詞心に響くなぁ……」など、さまざまな感情を抱くことがありますよね。
そんなときに便利なのが「付箋」です!
感情が揺れ動いた定期的にパッと見返したい箇所、ミステリーなどを読んでいて伏線かも? と思った箇所、本のあらゆる箇所に、私は付箋をペタペタ貼りつけながら読んでいます。
読み返すに便利なだけでなく、自分が本を読んだ証にもなる。貼らない手はありませんよ!
私がカンミ堂の『ココフセン』シリーズを押す理由は主に3つ。
1つ目は、「ちょうどいい粘着力であること」。
市販の付箋はいくつか試してみたのですが、粘着力強めの付箋は剥がそうとすると、文字のインクまでベリッ! と一緒に剥がれてしまうんですよね……。
『ココフセン』は強すぎず弱すぎないちょうどいい粘着力で、使い勝手抜群なんです。
2つ目は、「半透明であること」。
付箋本体が紙よりも薄く半透明であるため、付箋を貼った箇所の文章もしっかりと見えます。
付箋を貼った箇所を読み返したとき、「ん?ここって何が書いてあったんだっけ……?」とならないため、非常に便利です。
3つ目は、「専用ケースを使用することで本に挟んで使えること」。
セットで売られている『クリップココフセン』を使用することで、本の表紙に『ココフセン』のケースを挟むことができます。
読書の際に付箋を使おうとすると、常に傍に置いておかないといけないですよね。
この『クリップココフセン』を使えば、電車の中などでも手軽に付箋を貼ることができます!

さあ! これであなたも付箋読書ライフを始めましょう!
IL BISONTE(イルビゾンテ)ブックカバー


IL BISONTE『ブックカバー』
読書をするならブックカバーにもこだわりたい!
ヌメ革のブックカバーは使うほどに経年変化をしていき、濃い色へと変化していくのです。
自分だけのブックカバーを育てている感覚がたまりません。読書がさらに楽しくなります!
持ち運びに便利な上、解説がついていることもある文庫本。
装丁が豪華で、本棚に飾ったときの見栄えがいい単行本。
どちらも好きですが、価格や持ち運びの観点から、私は文庫本を購入することが多いです。
せっかくならば、良いブックカバーを使ってみよう! そう考えていた時に出会ったのがIL BISONTEのブックカバー、店頭で一目惚れしてしまったのです!
しかし、価格が価格なのでなかなか購入する踏ん切りがつかなかったんですよね……。
ところが、2024年にリニューアルされて調整機能と革紐のしおりがついたため、これを機にと購入。現在、半年間ほど使用しています。
文庫本ブックカバーに一番欲しい調整機能がついただけでなく、革紐のしおりの先についたお星様も凄くキュート! デザインや革の質感だけでなく、機能面も優れた完璧なブックカバーが降臨なさったのです。待った甲斐があったというべきでしょうか(価格も上がったのは言わないお約束)。
私が購入した色は「ヌメ」。経年変化によって色を変えていくため、いろいろな場所へ持ち運んで、これでもかと使い倒しています。小さな傷やシミなども味になっていくので、自分だけのブックカバーを育てている感覚が存分に味わえます!
月に1~2回ほど行うメンテナンスも楽しみのひとつ。
「いつも本を守ってくれてありがとう」と、日頃の感謝の気持ちを込めて丁寧にブラッシングなどのケアを行っています。
ちなみに、メインで使用している文庫本のブックカバーはこれですが、他にもいくつか所持しています。
ASOさんのクリアブックカバーや、ジュンク堂で購入した布製のブックカバーなど、複数冊持ち歩く際に併用したり、気分に応じて使い分けたり。どれを本に着せようか選んでいる時も楽しいひとときです。



お洒落なデザインのブックカバーを使っている人を見ると、こっちまで気分が高揚してきます!
ミドリ MDノート<A5>横罫A / LAMY safari 万年筆


ミドリ MDノート<A5>横罫A
LAMY safari 万年筆 他
アウトプットしながらの読書は、内容もくっきりと覚えることができるのでオススメです。
ノート+筆記用具。お気に入りの書き心地の組み合わせを見つけてみましょう。
最後に紹介するのがミドリの『MDノート』の罫線アリA5サイズと、LAMYの『safari』をはじめとした万年筆たちです。
腰を据えて読書をする際、私は気になった箇所や展開上大事だと思った場面をノートに書きながら本を読み進めます。
実用書や自己啓発本だけでなく、小説でもです。
「それって付箋の役割じゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、こちらでは記事や感想の下書きの意味合いが強いです。
付箋はパッと見返したいくらい印象に残った部分に貼るもの、ノートはそれらを含めて湧き出た感情をアウトプットする場所、って感じですかね。
気になるけれど、別に付箋を貼るほどではないって箇所なんかも、カリカリと書き込みながら読んでいます。
アウトプットしながらの読書は記憶の定着力が上がるという研究結果も出ているので、実践してみることをオススメします!
そして、ノートへの書き込みに欠かせないのが、万年筆。
元々はボールペンを使っていたのですが、私は筆圧が強いので、手首が痛み始めたんです。
なにかいいペンはないものかと試行錯誤した結果、出会ったのが万年筆でした。
万年筆は力を入れずともスラスラと書けるので、どれだけの量でもストレスなく書き続けることができます。
価格帯的にも使用感的にも、私はLAMYの『safari』がお気に入り! カラーバリエーションも豊富なので、どんな人でも好きな一本が見つかると思います!
私は万年筆を他にも何本か購入していて、それぞれに違う色のインクを入れたりして併用しています。お気に入りのインクを入れてノートに書き殴るのが本当に気持ちいいんですよね……。
万年筆は高いものというイメージがありますが、プラチナ万年筆の『プレピー』や無印良品の『ポリカーボネート 万年筆』は1,000円出してお釣りが来る価格帯。興味がある人はここから挑戦してみてください!
ミドリの『MDノート』と、LAMYの『safari』をはじめとした万年筆たち。これが私の最強コンビです!
余談ですが、ボールペンではぺんてるの『エナージェルインフリー』が好き。
0.3mm〜0.5mmのエナージェルシリーズは、ニードルチップというちょっぴり細めのペン先を使っていて、これがまぁ書きやすいのなんの。
インクもみずみずしい上に、非常に乾きやすいので、気持ちよくノートに書き込んでいくことができますよ!



本当、文房具って沼よね……。
おわりに
さて、いかがだったでしょうか?
私もまだまだ読書道を歩み始めたばかりの新参者。オススメの読書グッズなどがあれば、ぜひ教えていただきたいです!
それでは今回はこの辺りでお暇といたします。
ご一読いただき、ありがとうございました。